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日本・ブラジル 安保理常任理事国入り目指して動き出す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

国連安全保障理事会常任理事国入りを目指す日本(菅直人首相、左)とブラジル(ルセフ大統領、右)。



日本とブラジルが新年を迎え、国連安全保障理事会常任理事国入りに向けて本格的に動き出した。

両国はドイツ・インドとともに「G4」(国連安保理常任理事国進出を狙う4カ国グループ)を形成している。 特に2月はブラジルが国連安保理の議長国であるため、現在5カ国(米・中・露・英・仏)の常任理事国体制の変化をめぐる議論が活発になる見込みだ。


ブラジルのルセフ大統領は1日(現地時間)の就任直後から、ブラジルの宿願事業である常任理事国入りに向けて動き出した。 ルセフ大統領は3日、潘基文(バン・キムン)国連事務総長との電話で、「ブラジルが議長国になる来月から常任理事国入りに向けた議論を始めたい」と明らかにした。 ブラジル大統領室は「ルセフ大統領が潘事務総長に『ブラジルが常任理事国入りを強力に希望している』という点を伝えた。潘総長も‘よいアイデア’という反応だった」と紹介した。

ブラジルは「現在の安保理常任理事国体制は第2次世界大戦終戦直後の過去の世界秩序を反映したもので、もう変化すべき時期になっている」と主張している。 世界7位水準のGDP規模と国連平和維持軍活動などを前面に出しながら、ルセフ大統領の任期内に常任理事国入りを果たすという計画だ。 ポルトガルのソクラテス首相も2日、ルセフ大統領に会い、「ブラジルの常任理事国入りを強力に支持する」と述べた。

日本は2011年を「常任理事国入り再挑戦の年」として、具体的な進出案を摸索している。 菅直人政権はG4だけが同時に常任理事国入りするという従来の計画を変更し、アフリカを代表する南アフリカを含む「G4+1」案を検討していると、毎日新聞が報じた。 日本などG4国は外相会談などの調整を経て、9月の国連総会で「G4+1」案を公式提起する方針という。

G4国は05年▽常任理事国6カ国追加(G4+アフリカ2カ国)▽非常任理事国4カ国追加▽新常任理事国の拒否権15年間凍結--を主な内容とする国連改革案を出している。 当時、韓国・メキシコ・スペイン・イタリア・アルゼンチン・パキスタンなどは「常任理事国でなく非常任理事国数を増やすべきだ」として、G4の常任理事国入りに反対した。



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