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海軍が新年に入り潜水艦探知専用の海上哨戒機5機を東海(トンヘ、日本名・日本海)・西海(ソヘ、黄海)に追加で配備したことが把握された。これを受け、海軍が実戦配備中の海上哨戒機は従来の11機から16機に増えた。
軍関係者は3日、「昨年3月に発生した北朝鮮潜水艇による天安(チョンアン)艦爆沈事件を受け、潜水艦探知能力を高めるため、1日に韓国型海上哨戒機(P-3CK)5機を作戦配備したと把握している」と述べた。海軍保有海上哨戒機16機の機種はP-3Cが8機、韓国型P-3CKが8機。
軍関係者は「駆逐艦や哨戒艦にもソナーなどの潜水艦探知能力があるが、限界がある」とし「哨戒機を追加配備したことで、東海と西海で北朝鮮潜水艦の動きを集中監視できるようになった」と説明した。
海上哨戒機は昨年7月に東海で行われた韓米連合訓練(「不屈の意志」)やその後の対潜水訓練にも参加した。海軍は今年も北朝鮮が追加で挑発する可能性があるとみて、海上哨戒機の戦力化時期を操り上げたとみられる。
海軍は95年、P-3C対潜哨戒機16機を運用するという長期計画を立てたが、予算不足などで8機だけ導入した。残りP-3CK8機は米国が66年に生産・運営したP-3Bの性能を改良したものだ。性能改良費用は1機当たり約610億ウォン(約47億円)。軍関係者は「海軍に引き渡したP-3CKは胴体以外はすべて新しい。最新装備を搭載し、性能面でも最高レベル」と述べた。
◇P-3C=米国が潜水艦探索専用に航空機を改造した海上哨戒機で、潜水艦キラーと呼ばれる。周波数変動(DIFAR)・音波探知機浮漂(sonobuoy)・磁気異常探知(MAD)装置などを搭載し、電波で潜水艦を探知する。魚雷を搭載し、潜水艦を発見すれば直ちに攻撃が可能。
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