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北朝鮮の新年共同社説に見る金正日の2011選択は<3>対内問題

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
<3>対内問題

内政の焦点は経済難の克服と民心に合わされた。北朝鮮が主張している「2012年強盛大国」の準備と金正恩(キム・ジョンウン)後継体制の軟着陸のためとみられる。

北朝鮮は社説で「軽工業は今年の最重要分野」と強調した。また「農業は人民生活問題解決の生命線」という表現も使った。昨年に続いて2年連続で経済問題を社説の題名にした点からも切迫感が感知される。社説が「民心は安定している」と主張したが、内部事情は違うということだ。


統一研究院は分析資料で「昨年の社説で『鋼材が出てきてこそコメも出てきて機械も出てくる』とした北朝鮮が、今年は『石炭が出てきてこそ肥料と繊維もあふれ、電気と鋼材も出てくる』と主張した」と指摘した。経済スローガンを順番に提示しているということだ。

社説が「自力更生」と「北朝鮮式の社会主義経済管理原則」を強調しながらも、貿易・輸出など対外経済を言及していない点も目を引く。09年11月の貨幣改革失敗に続き、昨年初め金正日の特別指示で設立した朝鮮大豊グループの外資誘致構想が国際社会の対北朝鮮制裁で成功しなかった衝撃のためと考えられる。社説はその代わりに地下資源開発による「資金確保」を強調した。



北朝鮮の新年共同社説に見る金正日の2011選択は<1>対南関係

北朝鮮の新年共同社説に見る金正日の2011選択は<2>対外関係

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