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益山・天安で高病原性鳥インフル陽性判定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
農林水産食品部は12月31日、忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョンアン)のアヒル農場と全羅北道益山(チョンラブクド・イクサン)の養鶏農家で高病原性鳥インフルエンザが発生したことが確認されたと明らかにした。 

同部は天安の農場のアヒル1万羽のほか、益山の発生農場とここから鶏を持って行った近隣農場の鶏9万2000羽をすべて殺処分した。また、これらの農場から半径3キロメートルまでを危険地域、10キロメートルまでを警戒地域に指定し、家きん類の移動を制限した。 農林水産食品部のイ・サンギル食品産業政策室長は、「ひとまず2つの農場から500メートル以内に家きん類を育てる所はなく、これ以上の殺処分はせず観察を強化することにした」と話した。

だが、この程度で鳥インフルの拡散を防げるのかは不透明だ。2つの農場ともアヒルや鶏を繁殖させ他の農家に販売しているため、すでに汚染された鶏やアヒルが外部に持ち出されている可能性を排除することはできない。 


また、忠清道(チュンチョンド)と全羅道(チョンラド)の海岸と川辺で鳥インフルに感染した渡り鳥が相次ぎ発見されており、これを通じた拡散の可能性も大きい。

一方農林水産食品部は、江原道横城(カンウォンド・フェンソン)と慶尚北道(キョンサンブクド)慶州(キョンジュ)・永川(ヨンチョン)についても口蹄疫ワクチンを接種することに決めた。これでワクチン接種地域は16市・郡に増えた。慶州と横城、京畿道南楊州市(キョンギド・ナムヤンジュシ)ではこの日口蹄疫の発生が追加確認された。慶州は5500余りの農家で6万9491頭の韓牛を飼育し全国で飼育頭数が最も多い自治体だ。



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