延坪島砲撃で北朝鮮の金融市場への影響力は確認された。 市場を2-3%動かす力さえあれば、誰でも投機の誘惑にかられる蓋然性は十分にある。 しかも麻薬を密売し、偽札を製造した容疑まで受けているのが北朝鮮だ。 正常な国ではない。 これに対して韓国は開かれた社会だ。 全方向で北朝鮮の挑発に脆弱だ。 前方だけを注視するのではなく、後方も注意する必要がある。 国民の80%が強力な対応を望みながら、圧倒的多数が全面戦争に反対する。 二重心理だ。 いつ「危機感」が「不安疲労感」に突変するか分からない。
英国の経験を参考にする必要がある。 第2次世界大戦でヒトラーは退けたが、生活は厳しくなった。 ドイツから奪う植民地や賠償金はなかった。 米国に対する借金だけで300億ポンドに達した。 街中には勝利の言葉があふれたが、英国国民の60%が移民を希望した。 当時、カール・ポパーが書いた本が『開かれた社会とその敵』だ。 ポパーは左・右両極端を警戒した。 「真理は‘果たしてこの理論が真理でない可能性まで開いておいたのか’によって区分される」という指摘は吟味してみる部分だ。
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