過去最大の営業実績を目前に控えた三星(サムスン)電子の役員らが、連日の株価上昇で‘金の座布団’に座ることになった。 企業が役職員に一定量の自社株を一定価格で取得できる権利を付与する「ストックオプション」制度のおかげだ。 今月に入って同社の株価は過去最高値の96万3000ウォン(約7万円、22日の終値)をつけるなど、役員らはストックオプションを行使する絶好の機会を迎えた。
27日の金融監督院(金監院)電子公示システムによると、同社のイ副社長は15日、ストックオプションで1株当たり19万7100ウォンで三星電子株3000株を取得した。 そして20日、すでに保有していた2500株と合わせて計5500株を1株当たり91万2000ウォンで売却した。 後に取得した3000株だけで21億4000万ウォンの差益を得たのに加え、以前から保有していた2500株も19万7100ウォンで取得したと仮定する場合、全体差益は39億3000万ウォンとなる。 ほかの2人の副社長も19万7100ウォンで取得し、それぞれ25億3000万ウォン、19億7000万ウォンの差益を得た。
三星電子の株価は27日、92万2000ウォンで取引を終えた。 匿名を求めた証券会社のアナリストは「ほとんどの証券会社が来年の三星電子の目標株価を100万ウォン以上と予想しているだけに、ストックオプションの行使はさらに活発になりそうだ」と話した。
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三星電子の株価は27日、92万2000ウォンで取引を終えた。 匿名を求めた証券会社のアナリストは「ほとんどの証券会社が来年の三星電子の目標株価を100万ウォン以上と予想しているだけに、ストックオプションの行使はさらに活発になりそうだ」と話した。
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