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韓中関係が微妙なこの時期、なぜ駐韓中国大使が長期休暇?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓中関係が微妙な時期に、張シン森駐韓中国大使が6日から40日間の予定で長期休暇に入っていることが27日、確認された。

外交消息筋は「張大使は6日から22日間連続で中国で休暇を過ごしており、来年1月中旬ごろソウルに戻る予定」と伝えた。続いて「張大使は16日、ソウル都染洞(ドリョムドン)外交通商部庁舎で開催された『韓日中協力事務局設立協定書名式』にも休暇中という理由で出席しないと、韓国外交部に通知していた」とし「しかし外交部当局者らが『韓国は金星煥(キム・ソンファン)外交部長官が出席し、日本も武藤正敏駐韓大使が出席するのに、駐韓中国大使だけ抜けるというのは話にならない』と伝えると、署名式前日にソウルに飛んできて、式に出席した後、直ちに帰国し、ずっと休暇を送っている」と伝えた。

張大使は北京と故郷の上海を行き来しながら休暇を送っているという。政府関係者は「中国大使らは休暇期間が1カ月以上というのが以前からの慣行」とし「張大使は3月に就任して以来、北朝鮮の天安(チョンアン)艦爆沈・延坪島(ヨンピョンド)砲撃など大きな事件を処理するのに忙しく、今月に入って状況がやや落ち着いたため休暇に入った」と説明した。


別の政府当局者は「故毛沢東主席が生前に『外国に駐在する大使は1年に2カ月は中国で過ごすべき』と指示したが、最近の大使らも1カ月余り本国で休暇を過ごす」とし「毛主席の趣旨は、外交官は(精神)教育も受け、国の状況も把握すべきというものだ」と話した。この当局者は「張大使の場合もこうした慣行によるものであり、最近の北朝鮮問題で韓中間に生じた葛藤に不満を表すためではない」と強調した。

張大使の長期休暇中は副大使が大使代理を務めている。



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