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ショートトラックでまた「八百長」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
ショートトラックでまた「八百長」があった。年初の勝負操作事件に続いて、またも同じような事件が発生し、スケート界に波紋が広がる見込みだ。

ソウル地方警察庁広域捜査隊は23日、ショートトラック元国家代表の有名コーチA(45)に対する事前拘束令状を請求し、その他のコーチ13人を書類送検した、と明らかにした。3月に城南(ソンナム)市長杯全国中高校男女ショートトラック大会で、高3の弟子が入賞するよう競技の結果を打ち合わせていた容疑(業務妨害)だ。

警察によると、Aコーチらは3月6日、500m・1000m種目であらかじめ1・2・3位の優勝者を決め、選手らを指示に従って走らせた。他の選手には「コンディションが良くない」という理由で棄権させたり、わざと速度を落とすように強要したという。


Aコーチは警察の調査で「高3の弟子の大学進学率を高めるためには入賞実績が必要だった」と話した。Aコーチは、一部のコーチが勝負操作を拒否すると、「レース中にけがをさせる」と脅迫し、勝負操作に加わったコーチからは「秘密維持覚書」を受けていたことが確認された。

4月の事件に続いての衝撃だ。ショートトラック代表のイ・ジョンスとクァク・ユンギは2010バンクーバー冬季オリンピック(五輪)代表選抜戦当時、勝負を操作した事実が確認され、6カ月の資格停止処分となった。この過程でお互いの主張が食い違い、「泥沼戦」という言葉も出てきた。当時スケート連盟執行部の役員らは事件の責任を取って全員辞任した。

警察は今回の捜査結果を城南市や大韓体育会に通知する一方、ほかにも勝負操作がなかったか追加で調査する計画だ。



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