まず双方ともに中国漁船が相手国領海で違法操業をしていたという点だ。相手国の巡視船または海上警察警備艦の停船命令に従わず衝突したという点も同じだ。中国漁船が日本海上保安庁の巡視船に体当たりし、中国人船長(41)を公務執行妨害で直ちに拘束した。今年、尖閣諸島付近の海域は豊漁で、中国漁船がどの年よりも数多く集まった。中国は事故直後、責任を認めず、相手国に補償を要求するなど強硬対応に出たのも似ている。
しかし異なる点もある。尖閣諸島での衝突時は日本と中国の領有権紛争という、さらに複雑な背景があった。一歩でも退けば領有権を否認することになるため、お互い強硬対応するしかなかった。また今回の西海事故とは違い、中国漁船が摘発された海域は日本の排他的経済水域(EEZ)内だった。
【今日のイチオシ記事】
・中国「合法水域で韓国が違法取り締まり」
・ショートトラックでまた「八百長」
・【社説】中国漁船沈没事故、共同調査で是非を判断すべき
・ペ・ヨンジュン、ハワイでワイン事業を推進
・違法操業の中国漁船で葛藤深まる韓中…「尖閣衝突」は領有権絡み
しかし異なる点もある。尖閣諸島での衝突時は日本と中国の領有権紛争という、さらに複雑な背景があった。一歩でも退けば領有権を否認することになるため、お互い強硬対応するしかなかった。また今回の西海事故とは違い、中国漁船が摘発された海域は日本の排他的経済水域(EEZ)内だった。
【今日のイチオシ記事】
・中国「合法水域で韓国が違法取り締まり」
・ショートトラックでまた「八百長」
・【社説】中国漁船沈没事故、共同調査で是非を判断すべき
・ペ・ヨンジュン、ハワイでワイン事業を推進
・違法操業の中国漁船で葛藤深まる韓中…「尖閣衝突」は領有権絡み
この記事を読んで…