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日本プロ野球のパシフィックリーグが日本に進出した韓国選手のメーン舞台になった。朴賛浩(パク・チャンホ、37)のオリックス入団で、来季パリーグで活躍する韓国選手は計4人に増えた。
今年は金泰均(キム・テギュン、28)が千葉ロッテのユニフォームを着て、李机浩(イ・ボムホ、29)もソフトバンクに入団した。シーズン後は李承ヨプ(イ・スンヨプ、34)と朴賛浩が相次いでオリックスと入団契約を結んだ。
半面、セントラルリーグは李承ヨプの移籍、李恵践(イ・ヘチョン)の国内復帰、裴英洙(ペ・ヨンス)の契約不成立で、林昌勇(イム・チャンヨン、34、ヤクルト)一人となった。重心がセリーグでパリーグに移ったのだ。
李承ヨプが千葉ロッテで一人でプレーした時代を除いて、韓国選手の活躍舞台は主にセリーグだった。宣銅烈(ソン・ドンヨル、現三星監督)、李鍾範(イ・ジョンボム、起亜)、李尚勲(イ・サンフン=サムソン・リー、元SK)らが中日でプレーし、趙成ミン(チョ・ソンミン)、鄭珉台(チョン・ミンテ)、鄭ミン哲(チョン・ミンチョル)らが読売のユニフォームを着た。林昌勇と李恵践の日本進出初舞台もセリーグだった。具台晟(ク・デソン、元オリックス)だけがパリーグで活躍した。今年もセリーグでプレーした韓国選手は林昌勇・李恵践・李承ヨプの3人で、金泰均・李机浩のパリーグより多かった。
パリーグの地図にも大きな影響を及ぼすと予想される。朴賛浩は名実ともにアジア野球を代表するメジャーリーガーだ。日本でもこれまでの韓国選手とは格が違うという見方が強い。メジャーですでに検証済みで、確実な信頼を受けてシーズンを迎えると予想される。しかもオリックスは投手戦力が低く、チーム内で朴賛浩の比重が大きい。先発で10勝程度、救援なら30セーブほど期待される。
また李承ヨプも出場機会が保障されれば、30本塁打が可能という評価を受けている。朴賛浩と李承ヨプが投打の中心になれば、オリックスは下位圏から脱して、クライマックスシリーズに進出する可能性が高まる。
オリックスは今年5位に終わった。この10年間、3位以上は1度(08年2位)しかない。
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