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「精神分裂状態の北朝鮮、全く違う形のテロ攻撃も」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
--北朝鮮は挑発と同時に柔軟ジェスチャーも見せている。

「北朝鮮は今、精神分裂状態のようだ」

--李明博(イ・ミョンバク)大統領は「統一が近づいた」という発言をしているが。


「希望的な考えだけではないだろう。北朝鮮政権の崩壊に備えた戦略の一環であるはずだ。今は3-4年前ともかなり違った状況だ」

--米ホワイトハウス・国防総省も北朝鮮の変化の可能性を感知しているのか。

「具体的な計画は知らない。しかし以前よりもその方向に周波数を合わせているのは確かだ」

--北朝鮮が内部問題に苦しんでいるなら、韓米が使えるカードはほとんどないのでは。

「セリグ・ハリソンのようなコラムニストは米国の積極的な介入を主張しているが、完全に間違った考えだ。彼らは北朝鮮の挑発が外部的な要因によって起きていると見ているが、事実は違う」

--日本の菅直人首相が「韓半島有事の際、自衛隊出撃の可能性」について話したが。

「菅首相がどんな考えでそう言ったのかは分からないが、韓半島有事の際にも日本が軍事的な役割をしないのは間違いない。韓米日3カ国同盟の良い先例には、米国・日本・オーストラリアが締結している3カ国戦略対話(TSD)がある」

--2週間ほど前、日本の朝日新聞が韓日間で「軍事情報協定」に関する研究が米国の支援のもとで行われると報道し、韓国国防部に確認したところ、慎重に「認める」という返答があった。中国にも相当な含意があると見るべきか。

「そうだ。米国は中国を意識して、韓国・日本・オーストラリア・インドなどと3カ国以上の対話はしないと見る」

--中国に対する米国人の一般的な認識はどうか。

「11月の中間選挙で初めて中国問題が選挙問題として登場した。一般人の間では『中国は米国までも手に入れた金持ちの国』という誤った認識が広まっている。しかし安保専門家の認識は違う。ワシントンの政策立案者は中国の弱い姿を何度も見てきた」

--北朝鮮はまた挑発するだろうか。

「同じ方法は使わないだろうが、他の攻撃方法を探すかもしれない。非常に心配される」



「精神分裂状態の北朝鮮、全く違う形のテロ攻撃も」(1)

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