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マレーグマ「コマ」の脱走劇が9日ぶりに幕を下ろした。ソウル大公園側は「15日午前5時、清渓山(チョンゲサン)二寿峰(イスボン)に設置しておいた捕獲缶にクマが入ったのを午前8時30分に確認した」と明らかにした。またソウル大公園は「現在マレーグマの健康状態は良好で、興奮状態を落ち着かせて移送するために麻酔をした」と説明した。
コマは6日午前、京畿道果川(キョンギド・クァチョン)ソウル大公園の檻から脱走した後、清渓山に逃げ込み、ヘリコプターや警察および消防関係者200人余りが動員された捕獲作戦を避けながら逃走していた。初期捕獲に失敗したソウル大公園側は、蜜や魚などを入れた捕獲缶に誘引する作戦に変更し、1週間ぶりにコマを捕獲するのに成功した。
コマはその間、多くの話題を呼んだ。檻の隔離室の扉を爪を使って開け、捜索組の捕獲網を何度も切り抜けてきたため「頭がよいクマ」と呼ばれた。また脱走の理由が24歳年上の雌グマとの交尾失敗によるストレスという分析が出て、ネットユーザーの同情を買ったりもした。ネットユーザーは「このクマの立場なら私も脱走する」「いくら話ができない動物だとしてもひどすぎる。大公園は予算を増やしても若い雌グマを入れるべきだ」と書き込んだ。
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