北朝鮮が延坪島(ヨンピョンド)に対する攻撃後、南北関係の悪化にもかかわらず、開城(ケソン)工業団地で働く北朝鮮勤労者の数を大きく増やしていることが分かった。
統一部、開城工業団地入居会社などによると、先月23日の延坪島事態以降、開城工業団地の北朝鮮勤労者の数が増え、14日までに700人ほど増えたという。これを受け、南側企業121社で働く北朝鮮勤労者の数は初めて4万5000人を超えた。普段8-12%だった欠勤率も最近は5%台に低下した。
北朝鮮のこうした動きは、延坪島攻撃後、勤労者の身辺安全などのために700-800人の開城滞留韓国人を400人水準に減らした韓国政府の措置とは相反する。
政府当局者は「勤労者を増やしてドル稼ぎに力を注いでいるようだ」と述べた。北朝鮮は3月の天安(チョンアン)艦挑発の前後にも勤労者を増やしていた。
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