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「北をかばえば中国も危険」…オバマ、胡錦涛に直撃弾

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
バラク・オバマ米大統領が胡錦涛・中国国家主席との電話会談で「中国が北朝鮮をこのままかばい続ければ、中国も危険にさらされる」と話し、北朝鮮の挑発的行動の中断に向けて影響力を行使するよう強い語調で促したことが12日、報じられた。

ワシントンの外交筋は「最近行われた米中首脳間の電話会談で、オバマ大統領は儀礼的な外交的用語を使わず決心したように強い表現を使った」と明かした。 また他の消息筋も「オバマ大統領が胡錦涛主席に米国の立場を非常に強く伝達したことは事実」と語った。

消息筋によるとオバマ大統領は休日だった5日夜、中国時間に合わせて胡錦涛主席に電話をした。 オバマ大統領は「天安鑑事件に続き、ウラン濃縮施設の建設、延坪島攻撃は絶対に受け入れることができない事柄」と述べつつ北朝鮮を強く批判した。 中国に対しては「明白な状況の下、この先も北朝鮮をかばい続ければ中国も危険にさらされる」とし「これから中国は国際社会で責任ある行動を取らなければならない」と直撃弾を飛ばした。


胡錦涛主席はこれに6者会談の再開など、対話の必要性を強調する発言を繰り返した。 オバマ大統領は一歩も引かず、再度「北朝鮮が二度と挑発せず国際社会との非核化合意を守るよう、中国は明確な役割を果たしてほしい」と促したと、この消息筋は伝えた。

外交消息筋は「一連の北朝鮮の行動に対して米国が非常に深刻にとらえていることを、オバマ大統領が自ら中国に伝達した」とし「(北朝鮮をかばう)中国の基本姿勢に変化があるかはまだ判断しづらいが、強い圧力がかけられているのは事実」と述べた。 続けて「オバマ大統領のメッセージは同盟国の韓国の立場を考慮したものでもあるが、米中関係や韓半島地域の管理という次元で見たとき、現状が米国の国家保安に潜在的な脅威になっているという判断によるもの」と分析した。

中国はオバマ大統領の強度の圧迫にも、これまでの対北政策基調を変えていない。 胡主席はこの電話会談で「韓半島の安保問題悪化を阻止するために、それぞれ冷静かつ理性的に対話すべき」と強調し、加害者の北朝鮮に対する批判は全く行わなかった。 彼は韓半島が 「壊れやすい状況」という認識を何回も強調しつつ、追加的な情勢悪化を防ぐことに重点を置くべきだとし、そのためには対話と交渉だけが唯一の解決策だとして、オバマ大統領の論理と対立した。

また北朝鮮のウラン濃縮脅威と延坪島砲撃事件は、北核6者会談の再開の重要性と緊縛性を立証する物証としつつ、中国政府がすでに提案している6者会談の首脳代表の緊急協議の必要性を力説した。





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