オリックスに入団が決まっている李承ヨプ。
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李承ヨプ(イ・スンヨプ、34)がオリックス球団を選択した理由を「お金よりも契約条件だった」と明らかにした。
李承ヨプは10日、ミレニアム・ソウル・ヒルトンホテルで行われた入団記者会見で、「お金の問題は全く気にしなかった。自分が100%の状態で試合に臨めるところを希望した」と説明した。
千葉ロッテを退団して以来6年ぶりにパリーグに復帰する李承ヨプは「韓国よりも日本で活躍する姿を息子に見せたかった。30本塁打・100打点を目標に頑張りたい」と意欲を見せた。
この日、同席した村山球団本部長は「韓国を代表する選手が入団し、非常にうれしく思う。技術だけでなく人間性も考慮した。今年はパリーグ5位に終わったが、来年は優勝を狙う」と満足感を表した。
以下は一問一答。
--入団の感想は。
「オリックスのユニフォームを着るとは一度も考えたことがなかった。カブレラがいたからだ。他球団と交渉していたところ、オリックス球団の連絡を受け、オリックスなら自分が持つ力を発揮できると考えた。この数年間、良くない姿でシーズンを終えたが、自分に興味を示してくれたことを有難く思っている。この選択が間違っていなかったということを示したい。2年契約だが、とにかくプレーできる体を心を作ってシーズンを準備していく」
--読売で振るわなかった理由は。
「序盤はけががあった。体調は今年が最も良かった。成績は良くなかったが、読売が自分を復活させようと努力していたことも分かっている。周囲では出番が多くなかったと話しているが、自分がチャンスをつかんでいればそうはならなかったはずだ。チームの問題というよりも個人の問題として謙虚に受け止める。今は読売でのことは忘れて、新しい環境で野球をすることになった。後悔は忘れて、期待感を持ってプレーしたい」
--現在の状態は。
「入国する時は静かに入ってきた。当時は非常に苦しかったし、周囲でいろんな話があったが弁解のようになるので、契約が決まるまで待った。もう気持ちは安定した。とにかく体を作らないといけない。新しいチームで新しいコーチ、同僚とうまく交わり、自分の問題点をしっかりと受け止めて直していきたい。目標は、全試合に出場して、30本塁打・100打点ほど打ちたい。交流戦では読売と4試合するが、残り140試合がもっと重要なので良い姿を見せる。自分が2軍にいたのは間違った判断だったということを体で見せたい。実際、球団からも期待されて長期契約をしたが、自分の不満ばかり話せば、それは人の道理ではない」
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