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日本の靖国神社には高麗時代の甲冑(かっちゅう)と推定される遺物も保管されていた。3日に靖国神社で朝鮮時代の甲冑が公開されたのに続き、新たに確認された遺物だ。
朝鮮王室儀軌還収委員会は8日、靖国神社内の遺物展示館「遊就館」で開かれた「神風」特別展に高麗甲冑が展示された、と明らかにした。靖国神社は第2次世界大戦当時のA級戦犯が合祀されている。ここでは朝鮮甲冑が「敵国降伏」という文字のそばに置かれ、論議を呼んだ。
展示されているのは上下が分かれた青い頭釘甲で、四爪龍9頭が刺繍されている。展示場には「高麗甲冑と推定される」という説明がついている。カン・ウバン韓国美術史研究院長は「竜、麒麟などの吉兆の動物が刺繍されており、王でなければ着られなかったものとみられる」と述べた。国内にある高麗甲冑は光州(クァンジュ)民俗博物館に所蔵された宝物第336号「鄭地将軍環衫」が唯一。
一方、軍事編纂研究所のキム・ビョンリュン客員研究員は「冑は高麗のものとみられるが、朝鮮後期の竜紋甲と推定される」とし「ロシアのピョートル大帝人類学・民族学博物館に類似の甲の下衣だけ保管されている」と述べた。
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