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金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は7日、全軍主要指揮官会議を開き、北朝鮮の挑発への対応態勢を完備するよう指示した。
金長官は「情報担当者だけでなく全幹部が情報分析能力を持つべきだ」と述べ、「先に措置、後に報告」の概念で自衛権を行使するよう命じた。敵から攻撃を受ければ、まず該当部隊の指揮官が自衛権を発動して対応しろという指針だ。
国防部は「北朝鮮はわれわれが予想しない方法で衝撃を加える新しい挑発を構想中」とし「金正日(キム・ジョンイル)・金正恩(キム・ジョンウン)世襲体制が完成されるまで融和政策と挑発を繰り返しながら、第2、第3の挑発を起こす可能性がある」と分析した。
金長官は「現在は韓国戦争(1950-53)後、最大の安保危機状況」とし「軍に対する国民の信頼、軍の士気、作戦規律、準備態勢を早期に回復するべきであり、長官から二等兵までこうした認識を共有しなければならない」と明らかにした。続いて「将軍団の認識が変わるのが最も重要」とし「われわれが生まれ変わる唯一の機会と考えよう」とした。
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