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<インタビュー>延坪島砲撃の日、KF-16戦闘機で夜間出撃した少佐(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ホン・グァンソン少佐が4日午前、飛行の前にKF-16戦闘機に装着されたミサイルを点検している。



「空から見える小さな延坪島(ヨンピョンド)は燃えていた。 その瞬間、ミサイル発射ボタンを押して報復したかった」。

北朝鮮の延坪島攻撃があった先月23日夜、忠州(チョンジュ)付近の第19戦闘飛行団から空軍主力機FK-16に乗って出撃したホン・グァンソン少佐(34)は当時、「二度と攻撃できないように懲らしめられなかったのが悔しい」と語った。 4日に行った中央日報の単独インタビューでだ。


◇「被爆の場面に怒りが込み上げて…」

ホン少佐は北朝鮮の追加挑発が予想された当時、夜間飛行を志願した。 編隊長として義務感を感じ、後輩に勇気も与えたかったという。

「離陸後3-4分で延坪島に到着した。 哨戒飛行をしながら、その日昼に延坪島の避難所に駆けつけた子どもが『パパ、早く来て』と泣き叫んでいたテレビの場面が頭の中から離れなかった。 血が逆流する感じだった。 戦闘機の計器盤左側の『マスターアーム(MASTER ARM、安全装置)』スイッチと右手に握った操縦かんの赤いボタンが目に入った。 マスターアームスイッチを上げてボタンさえ押せばミサイルが発射されるが、命令は下されなかった」

ホン少佐は当時、右手の親指にけいれんが起こるようだったという。 ミサイルを射ちたいという衝動と、北朝鮮の追加攻撃がない状況で攻撃すれば北朝鮮に口実を与えうるという考えが交錯した。 出撃直前、飛行団長と大隊長が滑走路に出て、「追加の挑発があれば交戦規則に基づいて現場で終結しろ」という指示も何度も思い出した。



<インタビュー>延坪島砲撃の日、KF-16戦闘機で夜間出撃した少佐(2)

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