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<インタビュー>韓国人初の日本ゴルフ賞金王、金庚泰

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本プロゴルフツアー(JGTO)史上初めて韓国人賞金王になった金庚泰(24、新韓金融グループ)。



金庚泰(キム・キョンテ、24、新韓金融グループ)が日本プロゴルフツアー(JGTO)史上初めて韓国人賞金王になった。

5日、日本東京よみうりCCで終わった日本ツアー最終戦JTカップで、金庚泰は通算10アンダーで5位となった。賞金王を争った池田勇太(10アンダー)や石川遼(9アンダー)が優勝すれば、賞金王を逃す可能性もあったが、藤田寛之(15アンダー)が優勝したことで、金庚泰の賞金王が確定した。先月、アン・ソンジュ(23)がJLPGA賞金王になったのに続き、韓国選手が2010年日本ツアー男女賞金王を占めた。


この日、競技に参加した日本ツアー選手全員が、賞金王になった金庚泰を胴上げして祝った。深堀圭一郎JGTO選手会長も「とても立派な選手で、日本ツアーの同僚としてお祝いしたい」と語った。

1987年に日系米国人のデビッド・イシイ以来、初めて外国人賞金王になった金庚泰に電話でインタビューをした。

--初めて非日系の賞金王になったが、日本選手たちの反応はどうか。

「この大会に出場したのは今シーズン好成績を出した選手であるためか、みんな祝ってくれた。胸の内はよく知らないが、みんなが祝ってくれた」

--昨年の賞金王で最高スターの石川遼は何と言っていたか。

「『1年間お疲れさまでした。来年も頑張りましょう』と話していた」

--石川は競技で敗れれば相手に丁寧にあいさつし、静かなところに行って怒ると言われている。

「日本は敗北を認めて相手を認める文化だ。その次に自分に怒る。石川がそうであるのは当然で、自分もそうだと思う」

--プロになった後、すぐに適応し、日本でも早くから成功した。秘訣はあるのか。

「アマチュア時代、プロ大会に出た経験が多く、日本に来てからは他の選手たちとよく交わることを心がけ、親しく過ごした。外国だとは感じなかった」

--一段階高いレベルに行ってもすぐに成功できるのは、いわゆる‘勝つ方法’を知っているのでは。

「私は常に学ぼうという気持ちだった。プロになってからもそうだったし、日本ツアーでも少しずつこのツアーの長所を学ぼうと思った。日本に来てから実力がかなり上がったと思う。そして賞金王になった」

--崔京周(チェ・キョンジュ)は日本ツアーは賞金が多く、待遇が良く、長く留まりたくなるが、安住はするなと忠告していた。

「安住するのではない。一つひとつステップしている。今年は日本ツアーで学んでメジャー大会に出場できたし、そこで世界トップ選手らとプレーしながら自分の可能性を見た。来年は4つのメジャー大会にすべて出られそうだ。‘最高の選手’という目標は常に胸の中にある」

--日本に女性ファンクラブがいる。

「韓日戦で石川選手と競技する場面が日本で放送された後、ファンができた。石川に勝ったのがかっこよく見えたようだ」

--来年の日程は。

「1月初めに米国に行って練習し、いくつかの大会に出る。ファンが多い韓国大会でも必ず優勝したい」



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