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「北の蛮行を世界に告発」、延坪島で破壊の建物保存へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

消防隊員らが29日、延坪島で北朝鮮の砲撃による被害現場を調査している。



北朝鮮の砲撃で廃虚になった延坪島(ヨンピョンド)の村が安保教育・観光地に生まれ変わる見通しだ。また、破壊された住居地域を復旧する代わりに、島内の別の所に田園型共同住宅を作り住民らを定着させる計画が進められる。

29日に中央日報が入手した甕津郡(オンジングン)の「延坪面施設破損現況および復旧計画(案)」によると、軍は全壊33棟、半壊9棟の42棟の被害建築物をそのまま保存することにした。これに伴い住民らの住居地は既存の集落外側の土地を確保し、田園型共同住宅を建設する方針だ。軍のこうした計画は政府と仁川市(インチョンシ)との協議を経て確定するが、延坪島住民の相当数が肯定的な反応を見せ実現される可能性が高い。


短期的には一部破損の建築物91棟については保守・補強して住民が居住できるようにし、全壊・半壊した建築物の所有住民らには田園型共同住宅を作る計画だ。長期的には被害地域全体を安保観光地に指定し、住民全体を田園型共同住宅に定着させる計画だ。北朝鮮の砲撃で延坪島では811棟の建築物のうち119棟が全壊・半壊・一部破損などの被害を受けた。これと関連し、甕津郡のチェ・ヒョンモ副郡守は、最近郡庁を訪問した孟亨奎(メン・ヒョンギュ)行政安全部長官に、被害地域の安保教育の場としての活用案を建議した。





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