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「1発につき100万ウォン」…財閥2世がトラック運転手に暴行

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

写真=MBC「時事マガジン2580」のキャプチャー画面



崔泰源(チェ・テウォン)SK会長のいとこの崔哲源(チェ・チョルウォン)M&M元代表(41)が、貨物連帯所属の運転手に暴行を加えた後、お金を渡していたことが知られ、衝撃を与えている。

29日に放送されたMBC(文化放送)「時事マガジン2580-信じられない殴打事件」は、崔元代表が貨物連帯所属のタンクローリー運転手ユさん(51)をアルミニウムの野球バットで10回ほど殴った後、‘殴り代’2000万ウォン(約150万円)を渡していた事実を暴露した。


報道によると、ユさんは自分が所属していた会社がM&Mに合併される過程で、雇用継承問題に対してM&M本社前で一人デモを行っていた。 M&Mは運輸労働者に貨物連帯の脱退とその後の加入を禁止する条件で雇用継承契約書を作成するよう強要してきたが、当時、蔚山(ウルサン)支部タンクローリー支部長のユさんはこれを拒否し、会社から解雇された。

この後、失業者になったユさんは自分のタンクローリーを買い取るというM&Mの連絡を受け、契約のために竜山事務所を訪ねたところ、崔元代表からアルミニウムバットで10発余り殴られた。 崔元代表は「一発につき100万ウォン」と言ってユさんに暴行を加え、ユさんがこれを避けようとすると、「今からは一発につき300万ウォン」と言って3発さらに殴った。 崔元代表はユさんの口にチリ紙をくわえさせ、肉片が落ちるほど拳で顔を殴ったりもした。 この過程を7-8人の会社幹部が見ていたことが伝えられ、さらに衝撃を広がっている。

崔元代表はこのように無差別暴行を加えた後、ユさんの通帳にタンクローリー代5000万ウォンを入金し、‘殴り代’2000万ウォンを現場で小切手で渡した。 ユさんは暴行事件の10日前、会社が自分を相手取り損害賠償訴訟を起こしたという訴状を受けたが、訴訟金額は暴行後に受けた金額と同じ7000万ウォンだったと明らかにした。

この後、ユさんは会社に電話をかけ、謝罪を要求したが、会社のある幹部は放送で「実際は2000万ウォン分も殴られていない。お金をもっと受けるために自分からもっと殴られた部分がある」と話し、さらに市民の怒りを買った。

放送後、視聴者はMBC「時事マガジン2580」ホームページの掲示板に「ドラマの中のならず者財閥息子がSKにいたとは衝撃的だ」「役員らも崔哲源と同じだ。 司法処理すべきだ」「SK不買運動をしよう」などと書き込み、激怒している。



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