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「無慈悲な打撃を」…北が韓米連合訓練を猛非難 ミグ機も出動待機

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓米西海(ソヘ、黄海)連合訓練初日の28日、北朝鮮は対南追加挑発の脅迫を継続しながら緊張の程度を高めた。朝鮮中央通信や労働新聞など官営メディアも総動員しながら北側の立場を宣伝し、対南非難を行った。

◇軍事動向=北朝鮮は韓米訓練に注視しながら、前方の戦力を増強させている。北朝鮮は28日午前、放射砲を前進配備し、海岸砲基地の砲門を開放するなど異常兆候を見せたと、軍当局の関係者は伝えた。前日まで北側地域には14カ所の海岸砲陣地が開放されていたが、28日からはより多くの陣地を追加で開放したという。

特に延坪島(ヨンピョンド)北側12キロの海岸砲基地のケモリ地域から北側地域内に砲射撃をしたのに続き、122ミリ放射砲を前線陣地に配備し、海岸砲を追加で開門する緊迫した兆候が確認された。また北朝鮮は西海北方限界線(NLL)北側のドゥンサン岬一帯に配備したサムレット・シルクワーム地対艦ミサイルも地上の固定発射台に置いて発射体制を整えていると伝えられた。


離陸後4-5分にはNLLを越える位置の黄海道(ホァンヘド)黄州(ファンジュ)飛行場にミグ23機5機を展開した後、付近の飛行場にもミグ19機およびミグ23機を配備したという。

◇対南威嚇=対南偽装平和攻勢の先頭に立ってきた北朝鮮の「朝鮮平和擁護全国民族委員会」は28日、韓米連合訓練に関する声明で、「繰り返される警告にもかかわらず、米国と南朝鮮傀儡軍は朝鮮の西海で共和国に対する武力侵攻を狙った最大規模の連合訓練を行った」と非難した。

声明は「(今回の訓練に)原子力空母ジョージ・ワシントン、ミサイル巡洋艦、駆逐艦など米第7艦隊の核心武力と傀儡軍の駆逐艦、哨戒艦、対潜水航空機など一つの全面戦争をしてもあり余る侵略戦争装備が動員された」とし「これにより朝鮮半島情勢は超非常の戦時状態に達し、平和と安全が脅かされる厳重な事態になっている」と主張した。

声明は「米国と傀儡軍が核空母などでわれわれを脅そうとするのは愚かなことであり、われわれは原子力空母以上のものにも対処するすべての準備をしている」とし「狂った犬には棒が適格であり、侵略者はその味をはっきりと見ることになるだろう」と脅迫した。

北朝鮮が延坪島攻撃と関連して団体(朝鮮平和擁護全国民族委員会)を前面に出すのは今回が初めてで、今後、団体と住民を動員した宣伝戦や糾弾集会を続けると当局は見ている。

労働新聞も個人筆名の論評で「われわれの祖国の領海を侵犯する挑発策動に対しては無慈悲な軍事的対応打撃を加える」と主張した。また「南朝鮮統治団とその保護勢力は情勢を一触即発の状態に追い込む一切の軍事的挑発騒動をやべるべきだ」と主張した。



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