|
李明博(イ・ミョンバク)大統領が29日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)春秋館で対国民談話を発表し、北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発に対する韓国政府の立場と今後の対応を明らかにした。
北朝鮮による23日の延坪島奇襲砲撃事件から6日目に対国民談話を発表した李明博大統領は、民間人地域への攻撃など北朝鮮の今回の挑発を反倫理的犯罪行為として糾弾し、「大統領として国民の生命と財産を守れなかった責任を痛感する」と述べた。
続いて「今はもう、北朝鮮が自ら軍事的冒険主義と核を放棄することを期待するのが難しいということを知ることになった。今後、北の挑発には必ず応分の代価を支払わせる」とし「その間、われわれは北朝鮮の挑発に忍耐と寛容で対応してきた。しかしこれがより大きな挑発を呼んでいる」と強硬対応を明らかにした。
李大統領は「天安(チョンアン)艦事態当時に国論が分裂したのとは違い、今回のように国民が団結した姿を見せれば、北朝鮮のいかなる挑発も効果はなくなる」とし「いかなる脅威と挑発にも退かず対抗する勇気だけが真の平和をもたらすだろう」と述べた。
【今日のイチオシ記事】
・【社説】世界10位の経済大国で「サウナ難民」とは…
・「韓国を軽視?」…内容のない中国の“重大発表”
・「無慈悲な打撃を」…北が韓米連合訓練を猛非難 ミグ機も出動待機
・“造船最強国”韓国、今年は中国を下回る
・韓国軍が誤射事故…北朝鮮に落ちるところだった
この記事を読んで…