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李明博(イ・ミョンバク)大統領が26日、新しい国防部長官に金寛鎮(キム・グァンジン)元合同参謀本部議長を内定した。金候補者は軍団長・司令官などを歴任、06年8月から08年3月まで合同参謀議長を務めた軍内の‘野戦戦略通’だ。
洪相杓(ホン・サンピョ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)広報首席は「国防改革を着実に推進し、安保危機状況で国軍に対する信頼を回復し、軍の士気を高めるためには、専門性と所信、意志の強さで軍内外の信望を受けている金候補者が適任」と明らかにした。また「金候補者は軍在職当時、中間報告を省略した‘ワンストップ業務処理’を強調するなど、改革性と推進力を兼ね備えている」と述べた。
金候補者は模擬聴聞会で北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)攻撃に対する軍の対応について「軍人の精神が弱まっているのが問題」とし「軍に対する精神教育が必要だ」と強調したという。
◇金寛鎮=▽全羅北道全州出身(61歳)▽ソウル高・陸軍士官学校(第28期)▽陸軍第2軍団長、合同参謀作戦本部長、第3軍司令官▽合同参謀議長▽キム・ヨンス夫人(54)と3女
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