|
現代(ヒョンデ)製鉄が2基目の溶鉱炉を稼働した。 年間鉄鋼生産量400万トン規模で、1月に同じ規模の第1高炉を稼働して以来10カ月ぶりとなる。 これで年間粗鋼能力は800万トンに増えた。 現代製鉄は「1年間に高炉2基を建設したのは世界鉄鋼会社でも類例がない」と明らかにした。
現代製鉄は23日、忠清南道(チュンチョンナムド)唐津(タンジン)製鉄所で第2高炉の「火入れ式」を開き、本格的な銑鉄の生産を始めた。 火入れ式とは鉄鉱石・コークスなど鉄鋼原料がある高炉下段部に初めて点火する行事。
鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ会長は「今日は現代製鉄と協力会社の役職員が29カ月間にわたり努力して作った第2高炉に初めて火を入れる歴史的な日」とし「第2高炉を竣工したことで、年間2000万トン(電気炉生産1200万トン含む)の鉄鋼を生産する世界10位圏の鉄鋼会社に飛躍することになった」と述べた。
第2高炉は直径17メートル、高さ110メートル、容積5250立法メートル規模。 年末まで試験稼働を行い、2011年1月から正常稼働する。 ここで生産された銑鉄は、自動車・建設・家電・機械素材として使用する熱延鋼板を生産するのに使われる。 特に「鉄鋼の花」と呼ばれる自動車鋼板の生産に集中する計画だ。 現代・起亜(キア)車に供給する自動車用鋼板も今年の130万トンから2011年には230万トンに増やすことにした。
この記事を読んで…