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李大統領、対北コメ支援 「5キログラム」アイデア

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
19日に輸送が完了した大韓赤十字社の対北水害支援米5000トンは、5キログラム・100万袋として手渡された。 過去には、1袋あたり40キログラムとして包装されていたこともあるが、今回の支援から方式が変わった。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「40キログラム単位だった包装が5キログラム単位になったのは、李明博(イ・ミョンバク)大統領がアイデアを出して指示したため」と示唆した。

今年9月の対北支援米の方針が決まった際、李大統領は側近に「40キログラム単位だと非常に重い。北朝鮮住民の体力では持ち歩くことも難しい。 トラックで運ぶことを考えると、軍の部隊に運ばれて住民の手にはいくらも届かないかもしれない」と話したと言う。 40キログラムより軽い5キロ単位なら、軍糧米への転用の可能性が相対的に低くなり、住民も手軽に運ぶことができるだろうとのことだった。


李大統領はまた、「5キログラム単位だと頭数も増え、大韓民国が送ったことを伝える広報効果が大きい」とし「頭数が増えれば、北朝鮮の各家庭に米袋がくまなく届けられるだろう」と話したと、青瓦台関係者は伝えた。 北朝鮮の住民はこれまで、「大韓民国」という字が刻まれた米袋をさまざまな用途に使ってきた。 市場では、品物をこの米袋に入れて売ったり、風が家に入ってこないように窓の隙間にこの米袋を詰めたりした。

青瓦台関係者は「われわれの商標がついているカップラーメン300万個を北朝鮮に送ったことも同じ脈絡だ」と話した。



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