韓国原子力研究院のチョン・ヨンファン博士チームが、独自開発したジルコニウム合金核燃料被覆管「ハナ(HANA)被覆管」と関連した国際訴訟に勝訴したと16日に明らかにした。フランスの世界的原子力発電所事業者のアレバが欧州特許庁に5年前に提起した特許無効訴訟で勝訴判決を受けたもの。これにより韓国の基本技術が国際的に認められることになった。核燃料被覆管は核燃料を封じ込めるもので、原子力発電所の核心技術のひとつだ。チョン博士チームは2016年から国内の原子力発電所に供給する計画で、年間500億ウォン(約36億円)の輸入代替効果が期待される。
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