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香港税関に差し押さえられた韓国陸軍のK21装甲車と戦闘用車が51日ぶりに韓国に返還された。香港明報は14日、「香港税関の許可を受けてK21を積んだ船が11日、釜山(プサン)へ向かった」と明らかにした。
K21は韓国が自主開発し、昨年、実戦配備した最新の鋭装甲車。1台当たり価格が約300万ドルにのぼる。この装甲車は9月初め、サウジアラビアで開催された展示会に出品された後、「モスク海運香港有限公社」所属の船舶に積まれ、同月18日に香港に到着した。最終目的地の釜山港へ向かう貨物とともに別の船に積み替えるためだった。
しかし3日後の9月21日、「戦略物品輸出入許可不備」を理由にK21は香港税関に差し押さえられた。香港から輸出・輸入されたり、再輸出または積み替えられるすべての戦略物品は、必ず税関に申告して許可を受けることになっている。K21など装甲車は戦略物品に分類されている。差し押さえられた当時、不備書類を提出すれば直ちに出港が可能とみられた。
K21を生産した防衛産業関連企業の斗山(ドゥサン)DSTは当時、釈明資料を通して「香港に係留中のK21はサウジアラビア輸出のために現地試験を終え、釜山(プサン)港に戻ってくる装備で、香港には積み替えのために到着した」と明らかにした。斗山DST側は続いて「香港税関が要求した航海目的・積荷目録・輸出入許可書・危険物取扱規定・部品内容・最終使用者確認書など7件の書類を提出すれば、9月30日に香港を出発できるだろう」と付け加えた。しかし7件の書類が提出されてもK21は40日以上も香港を出発することができなかった。
香港、K21韓国装甲車を51日ぶり返還(2)
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