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2人が一緒に獲得した金メダルだった。射撃の女子エアピストル個人・団体戦を制して2冠王になったキム・ユンミは、体を動かすのも大変な妊娠7カ月。お腹がすいかのように膨らんでいるが、キム・ユンミはさっそうと競技場に入り、2つも金メダルを獲得した。韓国選手のうち妊娠中に国際大会に出場したケースはキム・ユンミが初めて。
昨年12月に結婚したキム・ユンミは夫(28)との週末夫婦生活が長くなると、急いで子どもを持った。キム・ユンミの目標は今回のアジア競技大会よりも2012年ロンドンオリンピック(五輪)だったからだ。しかしキム・ユンミはアジア競技大会代表選抜戦で予想以上の成績を出し、太極マークを付けた。
悩みは続いた。「妊娠中の自分が代表になり、他の選手に迷惑をかけないか心配だった」という。それでもキム・ユンミは挑戦を選んだ。「苦労してつかんだチャンスを捨ててはいけない」という夫の激励が大きな力になった。
もともと10メートルエアピストルと25メートルピストルに選抜されたが、25メートルは出場をあきらめ、10メートルに集中することにした。25メートルは練習が厳しく、騒音と反動が激しいため、赤ちゃんへの影響を憂慮したのだ。
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