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洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いる韓国代表が、1年前と同じように初戦の敗戦を踏んで反転ドラマを書き始めた。
韓国代表は10日、中国・広州で行われたアジア競技大会C組リーグ第2戦でヨルダンを4-0で降した。2日前に北朝鮮に0-1で敗れた時、洪監督は「1年前と状況が同じ。それで気分がよい」と平然を装った。
昨年の国際サッカー連盟(FIFA)U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)でも、組別リーグの第1戦を落とした後、反転に成功し、ベスト8強まで進出した。
洪監督の言葉は的中した。選手たちの顔には北朝鮮戦の敗北の影はなかった。主力DFホン・ジョンホ(済州)とシン・グァンフン(浦項)がけがから復帰したため、守備ラインが安定し、パスワークが生きた。序盤からサイドで攻勢に出た韓国は早くから勝機をつかんだ。
この日の勝利で1勝1敗(勝ち点3)となった韓国代表は、異変がない限り16強に進出すると予想される。ただ、組1位か、組2位かが問題だ。代表チームは13日午後5時、パレスチナと組別リーグ最終戦を行う。この試合の結果によって16強戦の相手が変わる。
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