朝日新聞はこの日の1面に、「菅直人政権の教科書」になっている韓国が自由化に積極的に取り組み、菅首相が焦り始めた、という内容の記事を載せた。同紙によると、先月初め、ベルギー・ブリュッセルで開催されたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、韓日首脳会談を終えた李明博(イ・ミョンバク)大統領が菅首相に「いま欧州連合(EU)とのFTAに署名しに行かなければいけない」と話した。
菅首相は帰国後、側近に「韓国は外国との関税障壁を次々となくし、産業界は輸出に力を注いでいる。日本が後れを取っている感じがする」と吐露したという。菅首相は「1990年代後半の通貨危機から抜け出し、攻撃的に通商攻勢を繰り広げている韓国の戦略が見え始めた」という言葉も付け加えた。こうした菅首相の焦りがTPP参加の決定的なきっかけになったという分析だ。
菅首相は帰国後、側近に「韓国は外国との関税障壁を次々となくし、産業界は輸出に力を注いでいる。日本が後れを取っている感じがする」と吐露したという。菅首相は「1990年代後半の通貨危機から抜け出し、攻撃的に通商攻勢を繰り広げている韓国の戦略が見え始めた」という言葉も付け加えた。こうした菅首相の焦りがTPP参加の決定的なきっかけになったという分析だ。
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