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中国の胡錦濤国家主席は9日、中央日報との書面インタビューで、「主要20カ国・地域(G20)はマクロ経済政策の調整、強力かつ持続可能でバランスが取れた世界経済の成長に向けて責任がある」とし「中国も積極的に努力する」と約束した。
また「中国は自国がすべきことに注力し、自らの問題を他人のせいにしない」と述べ、最近6000億ドルの追加緩和策を取った米国に対する不満をう回的に表した。
胡主席は韓中関係について「戦略的協力パートナー関係を新しい段階に発展させたい」とし、関係を強化する意向を明らかにした。
中国の急浮上で最近、日本をはじめとするアジア周辺国との関係が冷え込んでいることに関しては、「中国は伝統的な親善を重視し、隣国を良きパートナーと考え、うまく付き合う周辺外交方針を堅持する」とし、「隣国と平和安保、平等と相互信頼、ウィンウィン協力の地域環境を構築するために努力している」と強調した。
天安(チョンアン)艦事件や日中領土紛争、南中国海(南シナ海)領有権葛藤などを意識したかのように、胡主席は「アジア地域の摩擦と紛争に対し、中国は平和的な交渉を積極的に誘導し、団結と協力の精神を強調する」と述べた。
胡主席はインタビューで、G20の役割に対する前向きな評価とG20ソウル首脳会議への期待感、グローバル金融危機の克服過程における中国の寄与に対する自負心などを表した。
ただ、中央日報が質問した北朝鮮核問題と6カ国協議、天安艦事態、韓国戦争(1950-53)60年の評価などについては敏感な波紋を考慮して直答を避けた。
胡主席は11日午後、李明博(イ・ミョンバク)大統領と韓中首脳会談を行い、G20ソウル首脳会議の日程を消化する予定だ。
胡錦濤主席「中国は自国の問題を他国のせいにしない」…韓国メディア規インタビュー(2)
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