米国が要求する牛肉追加開放は敏感な懸案だ。事実上、韓国は譲歩する余地がない。韓米FTA自体に不満を抱く国内の一部の勢力と畜産農家の反発で、また別の政治問題に発展するおそれがある。米国も合理的なラインで譲歩する知恵を発揮しなければならないだろう。自動車問題はこの3年間で世界の排気ガスと燃費基準が大きく変わったのが実情だ。米国が要求する「非関税障壁の緩和」を新しい国際基準に沿って一部調整する必要がある。米国も規制猶予の範囲について「年間販売台数1万台以下」という無理な要求は取り下げなければならない。
韓米FTAはこの3年間、米国の政治的問題のために漂流してきた。すべて終わった協定をめぐり追加交渉をするまでに至った。幸い、米国内の雰囲気は変わってきている。有力日刊紙ワシントンポストは「米国自動車・牛肉業界が十分に納得できるほど韓国市場を開放するのに失敗したという批判論があったが、こうした批判は誇張されたものだ」と指摘した。
韓米FTAはこの3年間、米国の政治的問題のために漂流してきた。すべて終わった協定をめぐり追加交渉をするまでに至った。幸い、米国内の雰囲気は変わってきている。有力日刊紙ワシントンポストは「米国自動車・牛肉業界が十分に納得できるほど韓国市場を開放するのに失敗したという批判論があったが、こうした批判は誇張されたものだ」と指摘した。
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