尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる日中対立の波紋が日中首脳会談にまで及んでいる。中国政府はソウルで開かれる主要20カ国(G20)首脳会議に続き日本の横浜開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議期間に日中首脳会談の計画はないと確認した。胡錦涛中国国家主席のAPEC出席を機に菅直人首相との首脳会談を提案した日本の要求を一蹴したのだ。
中国外交部の劉振民次官補は8日に開かれた定例会見で、日中首脳会談の計画を問う日本メディアの質問に、「会談計画はない」と確認した。劉副次官補は「胡主席はG20首脳会議出席後APECの非公式会議に参加するため日本を訪問するが、日中首脳会談の計画はないと再度強調した。
中国のこうした態度は、9月初めに尖閣諸島付近で日本の巡視艇と中国漁船が衝突して以来続いてきた両国の対立ムードを反映したものと分析されている。
中国外交部の劉振民次官補は8日に開かれた定例会見で、日中首脳会談の計画を問う日本メディアの質問に、「会談計画はない」と確認した。劉副次官補は「胡主席はG20首脳会議出席後APECの非公式会議に参加するため日本を訪問するが、日中首脳会談の計画はないと再度強調した。
中国のこうした態度は、9月初めに尖閣諸島付近で日本の巡視艇と中国漁船が衝突して以来続いてきた両国の対立ムードを反映したものと分析されている。
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