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【時事評論】韓国戦争を教えない韓国教科書(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「南と北には互いに違う理念を持った政府が入り、1950年にはとうとう6・25戦争まで起こった」(トンファ社)「結局1948年に南北韓には2つの互いに違う政権が入ることになった。それに1950年に6・25を経験し、南北間の敵対関係がずっと深くなり…」(金星)「1948年に南北それぞれの単独政府が樹立された。以後6・25戦争を経験した後、韓半島は左右イデオロギー争いの激戦場になり…」(高麗)「ソ連の支援を受けた北朝鮮が1950年に南侵を敢行し、1953年に休戦協定を結ぶことで今日のような分断状況になった」(中央教育振興研究所)「分断の混乱の中で北朝鮮は韓国を共産化するためにソ連の支援の下、1950年6・25戦争を起こした」(ティディムトル)中学校社会教科書で外国地理、例えばアフリカ、南アメリカ地理もそれぞれ10ページ以上もあるのに6・25は数行しか記述していない。

6・25がアフリカ地理よりも知る必要がないという意味か。

結論的に高校で韓国近・現代史を選択しない生徒たちは6・25について学ぶことは先述した中学校社会3年の教科書数行が全部であるわけだ。


こうした状況で中国リーダー妄言を責める資格があるのか、自己恥辱に陥る。自分の歴史も知らず、歴史から教訓を受けることができない民族がどうやって発展することができるか。このような歴史書を筆を執って、検定して、教える過程で幾多の人々が関与したのに、どうしてこんなことが生じたのか理解できない。

これまで問題提起されなかったのか、でなければそのような問題提起が黙殺されたのか。6・25だけの問題ではなく、我が国の教育システムの問題だと思う。合理的な国民意識なしに先進国になれない。これまで入試制度に埋没したからか、本当に重要な教育内容に対してはまともに問題提起すらされなかった。全般的な検討と対策が至急だ。

チェ・ジョンチャン前建設交通部長官





【時事評論】韓国戦争を教えない韓国教科書(1)

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