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【オートサロン】二酸化炭素規制でアウディ・フォルクスワーゲンコリアが争い?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最近、世界自動車業界はますます強化されていく温室ガス(二酸化炭素)規制のため神経が過敏になっている。この規制を満たせなければ将来生き残れないというという判断からだ。すでにマッキンゼーなど世界的なコンサルティング会社は、2015年以降は先進国を中心にした二酸化炭素規制の強化で、これまで利益が生んできた大型車は販売が厳しくなるという見方を出している。

その間、大きくて力強い大型車で市場を支配したベンツ・BMW・アウディのような高級ブランド自動車会社の悩みも深まっている。

すでにフランスでは規制効果のため各社の悲喜が分かれている。08年から二酸化炭素排出量基準を満たせば税金を軽減し、基準を超えれば税金を重くしているため、二酸化炭素排出量が少ない小型車を中心に人気車種が変わっている。


韓国も一歩遅れて二酸化炭素規制に乗り出す。環境部は9月末、「燃費および温室ガス排出許容基準施行令」を立法予告した。これによると、自動車会社は2012年、韓国市場での販売台数の30%は強化された燃費や二酸化炭素排出量基準を満たさなければならない。この比率は2013年60%、2014年80%、2015年100%に高まる。燃費・二酸化炭素規制ともに小型車よりも大型車のほうが基準を満たすのが難しい。

すでに輸入車企業は来年どんな新車を韓国市場で販売するか頭を悩ませている。規制が始まる2012年の予想販売台数を綿密に計算しなければならないからだ。特に高級大型車が多いベンツ・BMW・アウディ・ポルシェには大きな悩みだ。

「アウディ・フォルクスワーゲンコリア」はこの問題で内部が騒々しくなっている。二酸化炭素排出量が多い大型車の販売が中心のアウディと小型車中心のフォルクスワーゲンの立場が違うためだ。同社は世界フォルクスワーゲングループ支社のうち唯一、2つのブランドが一つになった‘家族’だ。フォルクスワーゲンは二酸化炭素排出量が少ないクリーンディーゼル車が販売の大半を占めるため、難なく規制値をクリアできる。アウディは現在のようにA8・A6のような大型車販売に依存する場合、罰金を支払わなければならない。このためアウディは利益が少ないA1など小型車の輸入も検討している。変わった環境が巨大恐竜の生死に影響を与えたように、二酸化炭素規制が自動車会社の運命を決める新たな基準になったのだ。



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