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オバマ大統領「韓米FTAの先決条件は米自動車業界の利益確保」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
オバマ米大統領は5日(現地時間)、韓米自由貿易協定(FTA)妥結の先決条件が米自動車業界と労働者利益の確保という立場を再確認した。

オバマ大統領はアジア4カ国歴訪を始めたこの日、ニューヨークタイムズ電子版に載せた寄稿で、「いかなる協定もきちんとした条件で行われなければならない」とし「私たち(オバマ大統領と李明博大統領)は米自動車会社など輸出企業と勤労者の代わりに(韓米FTA)懸案を解消することを期待している」と強調した。

オバマ大統領は韓米FTAに関し「数百億ドル分の輸出額増加と数千人の米国労働者雇用に匹敵する価値がある」と評価した。オバマ大統領はカナダ・欧州連合(EU)が韓国とFTAを推進していることに言及し、「かつて米国は韓国市場への最大輸出国だったが今は4位になっている。このように成長する市場で米国企業は商品販売機会を失っている」と指摘した。


オバマ大統領は10日から3日間予定された訪韓期間中に李明博(イ・ミョンバク)大統領との首脳会談を行い、FTA妥結問題を重点的に議論すると説明した。オバマ大統領は「アジアには世界5大経済大国のうち3カ国があり、中産層の所得増加とともに急激に拡大している」とし「米国経済の将来にアジアの重要性はいくら強調してもし過ぎることはない」と歴訪の意味を強調した。

一方、カーク米通商代表部(USTR)代表は7日、韓米FTAの争点を解消するために訪韓した。カーク代表は8-9日、金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長と韓米通産相会議を開き、韓米FTAの争点について最終談判をする。



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