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G20首脳会議カウントダウン「作りが中国に見えないよう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

G20会場



李明博(イ・ミョンバク)大統領が6日、ソウル主要 20カ国(G20)首脳会議(11~12日)が開かれるコエックス(COEX)会議場を訪れて準備状況を点検し、関係者たちを励ました。

李大統領は首脳ラウンジと首脳会議場、議長室、ランチミーティング会場、記者会見場、プレスセンターなどを順に回り、什器、インテリアデザイン、雰囲気、各国首脳の動線などを細かくチェックした。不足な点は直ちに是正を指示した。


警護安全総合状況室ではユ・ジョングォン警護安全統制団企画調整室長らから警護安全状況および対策について総合的な報告を受けた。

李大統領は「今回のG20首脳会議の成功は皆さんが会議をどう支えるかにかかっている」とし「いくら会議内容が良くて合意が良くても、ささいな事故が起こってしまえば会議全体がぶち壊しになる」と強調した。続いて「皆さんが人の目に付かない所で働いていても、どの部署より忙しく仕事をしているということは十分に分かっている。皆さんのする仕事は国民に不便を与えずにかつ、脅威的ではないようにしなければならないから特に大変だ。以前のように強圧的にしないだけにさらなる高度の技術が必要」とし、関係者たちを励ました。

同時に「数千人の代表団と記者たちが安全で不便を感じない会議になるか見守っており、国の品格が皆さんにかかっていると言っても過言ではない」とし「ワシントンDCとピッツバーグ・ロンドン会議などと比較されるから、ぜひとも頑張ってほしい」と呼びかけた。

首脳ラウンジを見回しながら「ソファーとテーブル間の距離があまりに離れていて話し合いにくそうだ」とし「あまりデザインを重視しすぎず実用的に話せるようにしてほしい」と指摘した。

竜が描かれている植木鉢に対しては「西洋の人々が見ると、中国のように見えないか」とし、青磁や白磁に替える案を検討してほしいと指示した。

李大統領は首脳会議場で直接議長席に座り、マイクとヘッドフォン、同時通訳装備、議長用状況パネルなどをじっくり見た後で、マイクの音声が割れる問題点や照明機器冷却装備の騒音などを指摘し、是正を指示した。このほか、記者会見場に首脳が集まって写真を撮るときの位置と動線も直接点検した。

写真は李大統領が首脳会議場でミネラルウォーター、照明、騒音などをチェックして関係者たちと話を交わしている様子。中央に座っている李大統領の後ろで任太熙(イム・テヒ)大統領室長、その左に白容鎬(ペク・ヨンホ)青瓦台政策室長と司空壱(サゴン・イル)G20首脳会議準備委員長が立っている。任室長の右には洪相杓(ホン・サンピョ)青瓦台広報首席、金姫廷(キム・ヒジョン)青瓦台スポークスマン、朴範薫(パク・ボムフン)中央大学総長らの姿が見える。





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