|
待ちに待った一発が飛び出た。大リーグ・クリーブランドの秋信守(チュ・シンス)が評価試合で初めてのホームランを放った。秋信守は5日に釜山(プサン)の社稷(サジク)球場で行われた起亜(キア)とのと練習試合でソロ本塁打を叩き出した。広州アジア大会の野球代表チームは秋信守、姜珉鎬(カン・ミンホ)、姜正浩(カン・ジョンホ)の本塁打3本など9安打を浴びせ7対1で勝利した。
曺凡鉉(チョ・ボムヒョン)監督は、速やかにコンディションをアップさせるため、特打ちを含む大量のトレーニングを指示した。大リーガーの秋信守もやはり例外でなかった。秋信守は26日の代表チーム招集まで約3週間にわたり休息を取っていたが、自ら特打ちを志願するなど能動的に練習に臨んだ。しかし毎年休息を取る時期に多くの練習をこなしたため全身に筋肉痛が現れ、コンディションもなかなか上がらなかった。起亜と初めての評価試合では4打数無安打、3日に行われたロッテとの試合でも4打数1安打を記録するにとどまった。
3試合ぶりに秋信守のバットが爆発した。3番右翼手として先発出場した秋信守は、最初の2打席で左腕の朴京泰(パク・ギョンテ)を相手に2塁ゴロと1塁ゴロに終わった。6対1で先行する5回1死の後、秋信守は趙兌洙(チョ・テス)の初球直球がインコースに入ってくると思い切り引っ張った。右側フェンスを越え観覧席上段まで飛んだ特大本塁打。評価試合11打席ぶりの爽快な長打だった。8回には左フライを飛ばしたが3塁にいた李鍾旭(イ・ジョンウク)が本塁でアウトになり打点追加には失敗した。4打数1安打1打点で終わった。
秋信守は、「バットの芯に当たり満足だ。現在のコンディションは60%程度だが、体調が良くなりバットのスピードも向上するのが感じられる。短時間でコンディションを上げるのは難しいが、他の選手よりもバットを多く振れるよう努力したい」と述べている。
代表チームは8回まで行われたこの日の試合で活発な打撃を見せた。姜珉鎬、姜正浩は2回と4回にそれぞれソロ本塁打と2点本塁打と放ち2打数1安打1打点、3打数2安打2打点と第1戦、第2戦に続き良好な打撃感覚を維持した。
この記事を読んで…