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海外製品、韓国に来ると「世界最高価格」になる3つの理由(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
<2>高価マーケティング

英ベビーカーブランド、マクラーレンのテクノクラシックは今年5月、デパート販売価格を69万5000ウォンに2万ウォン引き上げた。 年初62万5000ウォンだった製品を5万ウォン上げたのに続き、2度目の値上げだった。 踏み板がたたみやすくなっただけで、そのほかの機能はほとんど変わっていない。 この製品は07年まで国内で40万ウォン台後半で販売されていた。 毎年、機能とデザインを少しずつ変えながら、4年間で40%以上も値上がりした。

ベビーカー業界の関係者は「この3年間で100万ウォンを超える輸入ベビーカーブランドが続々と登場し、相対的に低価格のブランドを安物と見る視線が出てきた」とし「その後ベビーカー会社が競争的に高価製品を出し始めた」と説明した。


高価なものが良いという「価格-品質連想効果」を利用した高価マーケティングが、もう一つの価格バブルの原因に挙げられる。 輸入ベビーカーの場合、「自分の子どもには最高のものを与えたい」という母親の心理を突いているのだ。 今回の消費者市民会の調査でも、ストッケ(199万ウォン)、バガブー(115万ウォン)など輸入ベビーカーは世界最高水準の価格で販売されていた。

輸入ジーンズ価格がずっと上がっているのも高価マーケティングと関係がある。 米ジーンズブランドのトゥルーレリジョンは主力商品の価格帯が59万8000-64万8000ウォン。 ジーンズの価格が冬のコートよりも高いが、30-40歳代に人気だ。59万ウォン台のジーンズの輸入原価は20万ウォンにもならない。 実際、米ショッピングサイトでは172ドル(19万1000ウォン)で販売されている。

デパート関係者は「経済的な余裕がある専門職が主要顧客」とし「高価な輸入ジーンズを着るという自負心のためにこのブランドを求める人が多いようだ」と話した。 また「価格を下げようとすれば下げられるが、30万-40万ウォン台の価格にすればむしろ販売量は減るだろう」と付け加えた。

淑明(スクミョン)女子大経営専門大学院のソ・ヨング教授は「価格が高いほど財布をよく開く虚栄消費階層が存在するのは事実」とし「そのような心理を利用して価格を上げる形も問題」と指摘した。



海外製品、韓国に来ると「世界最高価格」になる3つの理由(3)

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