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今月、量産型電気自動車が米国と日本で本格販売される。日産リーフとGMシボレーボルトがその主人公だ。
昨年、日本の三菱自動車が世界初の量産電気自動車「アイミーブ(i―MiEV)」を出したが、軽自動車であるうえ価格が5000万ウォン(約370万円)を超えるため、人気を集められなかった。
リーフは量産電気自動車では初めて電気自動車専用車体で開発された。成人5人が乗れる大きさで、強力なモーターを利用した加速性能が優れている。価格も、日本政府の補助金77万円(約1050万ウォン)を受けて299万円(約4040万ウォン)と競争力を確保した。
シボレーボルトは「本当に電気自動車なのか」という論争の中で登場した。最高80キロまではバッテリー動力で走行するが、その後はガソリンエンジンを利用し、発電機で電気を得る。ハイブリッド車に区分されたりもする。
今回、国内メディアでは初めて量産モデルに試乗した。これら電気自動車は一般内燃機関(ガソリン・ディーゼル)車とどう違うのか、リーフ(上)・ボルト(下)を2回に分けて紹介する。
◇優れた走行性能=日産本社の招待を受けて先月22日、横浜付近にある日産テストコース「グランドライブ」でリーフを運転した。4キロのサーキットを4周走行するコースだった。この日、コースでは約50人の日産販売社員と政府関係者を対象にした電気自動車教育も行われた。
電気自動車専用車として開発されたこの車は、車体真ん中の床下にバッテリーを搭載し、空間効率性を高めた。モーターとリチウムイオンバッテリー、モーターとバッテリーの出力を制御するBMS(バッテリーマネジメントシステム)はすべて日産が独自開発した。
車体の大きさは準中型級だが、車高が高く室内空間が大きい。積載空間にはゴルフバッグ2個が十分に入る。バッテリーは、日産が昨年NECと合弁で設立したAESC(オートモーティブエナジーサプライ)が供給する。
走行性能は予想以上に優れている。従来の電気自動車には見られないハンドリングが生きていた。時速100キロを超えても思い通りに動く。バッテリーの重量による不安定な感じはほとんどない。同乗した池田マネジャーは「リーフはバッテリーを車の真ん中床下に載せて重心を低くしたため、ハンドリングが優れている」と説明した。
軽量バッテリーを搭載し、車体の重さは一般準中型車より50キロほど重い1450キロ程度だ。
日米で市販される量産型電気車に乗ってみると<上>日産リーフ(2)
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