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「冬のソナタ」の南怡島に「ジップワイヤー」で行く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

技術者が南怡島側のワイヤーを最終点検している。 観光客はスキー場のリフトのような椅子に座って滑降する。



平凡な観光地だった南怡島(ナミソム)が一躍、国際的な名声を得たのは、ドラマ「冬のソナタ」のおかげだった。 韓流に乗って日本列島に広がったテレビ連続ドラマは、多数の日本人女性を北漢江(プクハンガン)に浮く小さな島に呼び込んだ。 日本人男性は激憤し、一方ではわざと見ないふりをしたが、日本人女性は南怡島でペ・ヨンジュンの大型写真を抱いて記念写真を撮った。 現在では中国人と台湾人がそのバトンを受け継ぎ、平日にも船着き場に長蛇の列を作っている。

その南怡島に新しい楽しみが加わった。 船着き場と島をつなぐ「ジップワイヤー」(Zip-wire)」が設置されたのだ。 ジップワイヤーとは、渓谷や川の両側に設置された柱をワイヤーで連結し、滑車で滑降する施設で、先進国では一般化したエクストリームスポーツの一種だ。 事業は京畿道(キョンギド)と加平郡(カピョングン)、(株)南怡島が共同で推進した。


船着き場と南怡島・ジャラ島をつなぐジップワイヤーはアジア最長で、高さ80メートルタワーから南怡島まで940メートル、ジャラ島までは700メートル。 現在、南怡島に入るためには船を乗らなければならないが、ジップワイヤーを利用すれば最高時速80キロで1分で到着する。 バンジージャンプとローラコースターに乗る感覚を同時に楽しめる。完工記念行事は11月5日に開かれ、一般人は6日から利用できる。

写真は30日、工事を担当した米国会社の技術者が南怡島側のワイヤーを最終点検している姿。 観光客はスキー場のリフトのような椅子に座って滑降する。



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