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【ビズコラム】G20首脳会議の夕食会にもキムチを(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
光州広域市で先月23日から5日間キムチ文化祭りが開かれた。

今年で17回目を迎えるこの祭りに今年からは「世界」という単語を入れて「世界キムチ文化祭り」という名前にした。韓国を代表するキムチであるだけにその文化までも世界化するという意志を込めたのだ。

国際食品規格委員会(CODEX)カレン・ヒュールバック議長ら40万人の国内外訪問者を誘致して「キムチの世界化、キムチの産業活性化、市民参加祭り」という目標にふさわしく行事を成功させた。


韓国は2001年、「kimchi」で国際規格食品として公認を受けた。これは日本の「キムチ」を抑えて堂々とキムチ宗主国としての地位を定立し、世界化の基礎を用意した歴史的な成果だったといえる。

これまでキムチはオリンピック、ワールドカップ、エキスポなどに公式食品と認められ、国際行事から除くことができない食品となった。5月にも世界最大食品博覧会である「SIALチャイナ2010」で差別化された高級キムチを広報し、海外メディアのスポットを浴びた。

2010年、キムチの輸出は1億ドル時代を開くものと見込まれている。しかしキムチの世界的地位はその優秀性にもかかわらず、まだ低い水準であり、キムチの世界化のための道は遠いだけだ。

今回の白菜波動で感じたようにキムチの原料需給および価格安定化が切実に必要だ。原資材に頼るほかないキムチ産業なだけに安定的供給のためのより根本的な対策を講じなければならない。まず会社別需要予測量を正確に把握して出荷を調整し、保存倉庫を用意して豊年期に白菜を保存しなければならない。

また長期保存技術を開発・普及させるなど気象異変現象に備えなければならない。政府でもキムチメーカーに対する衛生と品質管理システム導入に支援を惜しまないでほしいと思う。

キムチ輸出にも障害物がある。包装問題だ。ガス膨脹を防止し、流通期限を延長させることができる包装技術を政府と学界・研究所・業界がともに力を尽くして開発すれば開発時期を繰り上げるのみならずキムチ輸出が今より数倍増えるだろう。



【ビズコラム】G20首脳会議の夕食会にもキムチを(2)

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