財界のシンクタンク、韓国経済研究院は31日、韓国の来年の経済成長率は4.15%と、今年(6.1%、国際通貨基金予測値)より下落すると予想した。その理由に▽世界経済回復傾向の鈍化▽国内景気浮揚余力の弱化▽前年度の沈滞で生じる基底効果の消滅--などを挙げた。しかしこの10年間(2001-2010年)平均成長率が4.2%である点を考慮すると、来年の成長は潜在成長率水準になると評価した。
輸出は過去初めて5000億ドル(5053億ドル)を超えると予想した。ただ▽先進国の需要の減少▽中国の緊縮への転換▽韓国ウォン高--などで、輸出増加率は1けた(8.4%)にとどまると見込んでいる。
経常収支黒字は132億ドルと、今年(306億ドル)に比べて大幅に減少し、為替レートは1ドル=1100ウォン台を割ると予想した。世界的なドル安や利上げの影響でウォン高が続くということだ。
消費者物価は国際原油価格の値上がりが制約的であるうえ、ウォン高ドル安が続き、上昇率は3%前後にとどまると予想した。
輸出は過去初めて5000億ドル(5053億ドル)を超えると予想した。ただ▽先進国の需要の減少▽中国の緊縮への転換▽韓国ウォン高--などで、輸出増加率は1けた(8.4%)にとどまると見込んでいる。
経常収支黒字は132億ドルと、今年(306億ドル)に比べて大幅に減少し、為替レートは1ドル=1100ウォン台を割ると予想した。世界的なドル安や利上げの影響でウォン高が続くということだ。
消費者物価は国際原油価格の値上がりが制約的であるうえ、ウォン高ドル安が続き、上昇率は3%前後にとどまると予想した。
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