チェス韓国代表として広州アジア競技大会に出場するキム・テギョンちゃん。
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ソウル上渓(サンゲ)小学校5年のキム・テギョンちゃん(11)は広州アジア競技大会にチェス韓国代表として出場する。 アジア競技大会の韓国代表チームのうち最年少だ。
「西洋将棋」と呼ばれるチェスは今回初めてアジア競技大会の正式種目になった。 男女個人、団体戦を含めて計4つの金メダルがかかっている。
韓国チェス代表にはテギョンちゃんのほかにも3人の小学生がいる。 ビョン・ソンウォンちゃん(12、デソン小)、イム・ハギョンちゃん(12、クムブク小)、チャン・ジェウォン君(12、カルサン小)だ。 10人のチェス代表(男女各5人)のうち成人の選手は3人にすぎない。 残り7人は小中高生だ。
ソン・ジンウ代表チーム監督(37)は「チェスは老若男女誰でも楽しめる頭脳スポーツ。 大人よりも児童・青少年層の同好会メンバーが多く、代表選抜戦でこうしたメンバーが決まった」と説明した。
ファン・ビョンドン大韓チェス連盟副会長は「チェスが強い子どもの大半は頭がいい。 しかしチェスに対する認知度が低く、実業団チームもほとんどないのが実情で、有能な人が途中でやめてしまうのが残念だ」と話した。
このため韓国のチェスのレベルは高くない。 男子は世界170カ国のうちランキングが135位、女子部は117位。 韓国最強のイ・サンフンさんもアジア競技大会でメダルを獲得する可能性は高くない。
ヒョン・インスク大韓チェス連盟会長は「韓国はチェス連盟が設立されてから3年でマスターを9人も輩出するほど人的資源は優秀だ。 支援さえあれば可能性が大きい種目」とし「韓国よりも先にチェスに投資した中国とベトナムは世界最高レベルにある」と話した。
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