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ポスコ名誉会長「日本の流行歌を歌って新日鉄の技術移転受けた」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
--規定集(製鉄技術マニュアル集)も持ってきたのか。

「規定集などは自然についてくる。 その時に受けたものを後にまた中国に譲ろうとした。 東アジアの発展は回る。 先進国を中進国が追い、中進国をまた後進国が追って…そして後進国が先進国になっていく」

朴元総理は製鉄所のアイデンティティーといえる規定集、図面設計、機械の性格を日本の先進製鉄所からほとんどすべて導入することができた。 稲山会長は全幅の支援を約束したが、製鉄所の現場は多くを譲ろうとしなかった。 現場は上からの命令にも従わないということだった。 世界最高の自分たちの技術をなぜ他人に譲らなければいけないのかということだ」


--現場所長の心はどう盗んだのか。

「現場をそのままゆっくり、とてもゆっくり歩いた。 すると私の後ろについてくるわれわれのエンジニアが詳細に四方を観察しながら、目で写真を撮るようにマニュアルをすべて暗記する。 後には所長が笑いながら参っていた(笑)」

中国側の技術移転要請にポスコは素直に応じた。 寛大だ。 朴元総理に随行した鄭吉洙(チョン・ギルス)ポスコチャイナ社長(61)は「中国第一の製鉄所である宝鋼集団(バオスチール)のストラクチャー(構造物)は会長(朴泰俊)が作ったようなものだ。 いま中国製鉄所がFINEXのようなポスコの新技術をずっと購入しようとするのもそのためだ」と話した。 朴氏本人はこう話す。

「宝山鋼鉄(バオスチール)は1980-90年代、トウ小平中国指導者が指定した国営製鉄会社で、ポスコに技術移転を要請してきた。 宝山鋼鉄の社長が来て、この図面、あの図面が欲しいと言った。 私はすべて与えろと言った。 職員たちには『最高技術を作ったからと言ってじっとしているつもりか。与えるものは与えて新しい技術を開発すべきだ』と話した。 それを与えずにじっとしていればマンネリズムに陥ってしまう」



ポスコ名誉会長「日本の流行歌を歌って新日鉄の技術移転受けた」(1)

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