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「韓国に帰る考えはない。最後になるとしても日本で終わらせる」。読売が2010年のシーズンを終え、李承ヨプ(イ・スンヨプ、34)の去就が関心事に浮上した。
日本のスポーツ報知は24日、「李承ヨプが巨人退団へ 日本での現役希望」と題した記事を載せた。読売は前日、名古屋で行われたクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦で3-4で敗れ、今シーズンを終えた。李承ヨプはクライマックスシリーズ途中の21日にエントリーから外され、シーズン日程が終わるやいなや退団記事が出たのを見ると、双方はすでに決別の手続きに入ったとみられる。
スポーツ報知は「李承ヨプは日本での現役続行を希望しており、今後国内の他球団との交渉に動く可能性がある。来年で35歳となるが、長打力は健在で、新天地での復活を目指すことになりそうだ」と伝えた。
最近の金星根(キム・ソングン)SK監督の話が意味深長だ。金監督は「数日前、李承ヨプと電話で話したが、韓国に帰る考えはないと言っていた。最後になるとしても日本で終わらせるという考えを表し、私もそうしろと助言した」と伝えた。
問題は年俸だ。李承ヨプは過去3年間、これといった成績を出せなかったため、各球団の外国人選手候補1-2位に含まれるのは難しい。読売から受けた4年総額30億円(年平均7億5000万円)から10分の1水準以下に年俸が減るとみられる。
また日本球団が12月中旬まで主要外国人選手との契約を終えた後に動くことができる。レギュラーが保証されにくい李承ヨプには、指名打者制度を実施するパリーグの球団への移籍が有利と考えられる。セリーグではフリーエージェント(FA)村田修一を読売に奪われる可能性が高い横浜が、李承ヨプ獲得に関心を見せると予想される。
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