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<野球>FAの裴英洙に日本球団が関心

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

裴英洙



三星(サムスン)ライオンズの投手・裴英洙(ペ・ヨンス、29)は今年、重要なターニングポイントを迎えた。 完全な復活とはいえないが、全盛期の球威を取り戻せるという信頼を与えた。 今季を終えてFA(フリーエージェント)資格を得る裴英洙は「来年はもっと力強く投げる」という印象を残すのに十分だった。

06年の韓国シリーズでひじの痛みをこらえながら先発とブルペンで活躍し、優勝の主役となった裴英洙は、07年1月、優勝と引き換えた右ひじ靭帯の手術を受けた。 その後の3年間は苦難だった。 1年間リハビリに専念した後、08年に復帰したが、球速は落ちた。 08年に9勝(8敗)を収めたが、09年は1勝(12敗)に終わった。


今年も6勝8敗、防御率4.74と平凡な成績に終わったが、9月には防御率2.38を記録し、球威が徐々に戻ってきた。 最高球速も147キロをマークし、球速への欲も少しずつ解消されている。 そして斗山(トゥサン)とのプレーオフ、SKとの韓国シリーズでピッチングはさらに良くなった。 プレーオフ第4戦では1点差のリ―ドを守り、セーブをマークした。 韓国シリーズ第3戦では4イニング2/3を2失点に抑え、先発の役割を果たした。

ペ・ヨンスは「スプリングキャンプの時から今年は必ず名誉を回復すると話していた。 シーズン最後に少しばん回できたようだ。 球威をある程度取り戻せたことに満足している。 うまくいけば来年はスピードももっと上がるのではないかと思う」と語った。

FAになる裴英洙の来年の去就は不透明だ。 三星(サムスン)に残留する可能性もあり、うまくいけば日本に進出する可能性もある。 裴英洙は日本進出の話になると「今の実力で行けると思いますか」と反問しながら首を横に振る。 しかし日本側は裴英洙に関心を抱いている。 シーズン中、阪神が関心を表したほか、ヤクルトはポストシーズンにスカウトを派遣し、裴英洙のピッチングを細かくチェックした。

金星根(キム・ソングン)SK監督は「日本の球団は6人の先発を運用するので、先発投手をたくさん必要とする。 裴英洙を第5-6先発として注目しているようだ」と述べた。

現在の裴英洙は来年の去就よりも、シーズン終盤に取り戻した自信と球威を喜ぶ表情だ。




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