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Q&Aで知るF1…「韓国GPの結果がワールドチャンピオンの行方を左右」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
Q:どうやってスタートするのか。

A:12チームが2台ずつ、計24台のマシンがスタートラインの手前の決められたグリッドに整列する。青信号が点灯すれば一斉にスタートする。

Q:先頭からスタートするマシンがはるかに有利になりそうだ。


A:その通りだ。決勝のスタート順は予選の成績で決まる。23日に行われる予選は順位競争ではなくタイムを計る。1周のタイムが速いマシンが決勝で前の位置を確保できる。

Q:レース中、順位の入れ替わりが少ない。

A:基本的に速いマシンが前からスタートするシステムであるため、追い越すのは容易でない。決勝レースの間、追い越しは約10回ほど出てくる。タイヤ交換の時間の浪費が決定的な敗因になったりもする。

Q:‘F1の皇帝’と呼ばれるシューマッハだが、なぜ今年は一度も優勝できないのか。

A:シューマッハは今シーズン総合ポイントで24人中9位。F1はドライバーの技術も重要だが、マシンの性能が勝敗により大きな影響を及ぼす。06年の引退後3シーズン現場から離れたブランクも予想以上に大きい。年齢ももう41歳だ。今年のシューマッハの優勝は難しいが、来年マシンの性能が上がれば状況は変わるかもしれない。

Q:各チームのマシンの性能には大きな差があるのか。

A:そうだ。サーキットを1周するタイムは、上位と下位のチームの間で5-7秒ほどの差が出る。これが積み重なれば5.615キロのサーキットでは、一つのレースで2-3周ほどの差に広がる。レッドブル、フェラーリ、マクラーレンなどF1の強豪は1年に4000億ウォン(約290億円)ほどの予算を使う。ヒスパニアなど下位圏チームは1000億ウォンを割ったりもする。

Q:レース中、シューマッハが乗っているマシンはすぐに分かるか。

A:まずはメルセデスのシルバーのマシンを探せばよい。2台ある。1台はシューマッハ、別のマシンにはニコ・ロズベルグが乗っている。ドライバーは独自のヘルメットをかぶっている。マシンにドライバー番号も書かれている。シューマッハは赤のヘルメットで3番だ。

Q:どうすれば200キロ近い速度でコーナーを通過できるのか。

A:ダウンフォースのおかげだ。飛行機は翼を活用して空を飛ぶが、FAマシンは逆に地面にくっつくようにさせる。このため高速でコーナーを通過できる。その代わりドライバーは体重の最高5倍にのぼる圧力に耐えなければならない。

Q:ワールドチャンピオンはどうやって決めるのか。

A:今年、世界各地で計19回のグランプリが開かれる。1位は25ポイント、2位は18ポイントを受ける。3-10位も各15、12、10、8、6、4、2、1ポイントを受ける。これを合わせシーズンのチャンピオンを決める。コリアGPで今季の1位が入れ替わる可能性もある。




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