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【単独インタビュー】F1の皇帝「成功するため韓国に来た」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
--今年はあきらめて来年の準備をしているという見方もあるが。

「復帰する時から優勝の可能性は大きくないと考えていた。メルセデスは新生チームだったし、私もこのチームの新人だ。したがってチームとマシンの性能を高めることに焦点を合わせた」

--他のドライバーと違う強みは。


「チームと一緒に成長する点を挙げたい。ドライバーとチームが一緒に成長してこそ、ワールドチャンピオンになることができる。優勝ができなかったという事実よりも、レースを繰り返しながらチームと私がどのように発展しているかを見てほしい」

1994年と95年にベネトン所属でワールドチャンピオンになったシューマッハは翌年、フェラーリに移籍した。初年度の成績は3位だった。フェラーリも2位に終わった。数年間停滞していたシューマッハは00年のフェラーリ移籍後、4年ぶりにワールドチャンピオンに復帰した。フェラーリはシューマッハが頂点に立つ1年前にコンストラクターズ(チーム)チャンピオンを獲得して以来、04年まで6年連続で最高チームになった。シューマッハがフェラーリの全盛時代を開き、フェラーリはシューマッハを最高のドライバーに生まれ変わらせた。

--韓国ではシューマッハの優勝を望むファンが多い。

「現実的に3位が期待できるが、そこまでも運が必要だ。メルセデス、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンは頑張っても追いつけない差がある。しかしすべてのドライバーが初めて経験するサーキットであるうえ、24日の決勝は雨の予報もあり、さまざまな状況が出てくる可能性がある」

--韓国にはまだF1ドライバーが1人もいない。

「何よりも環境と支援の問題のようだ。ドライバーの底辺が広まり、サーキットが各地方になければならない。モータースポーツ選手は何人ほどいるのか。(非常に少ないと答えると)何よりも幼い頃からカートを楽しむ子どもたちが増えていかなければならない。そういう子どもたちが成長し、マシンに乗ってF1ドライバーになる。私がそうだった」



【単独インタビュー】F1の皇帝「成功するため韓国に来た」(1)


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